ヴィヴィオの日記R1 4月1日(晴れ)
季節は何度もめぐり、また春を迎えた。 私とママ達が出逢ってから10年目の今年、ザンクト・ヒルデ魔法学院でも9年目を迎える。 更に上に進むべきか、ママ達のように仕事を始めるか、決断の年になるだろう。 進学してもっと色々なことを学びたいと思う反面、そろそろ現場で本格的に活動してみたいと思わなくもない。 『え、えと、現場に出るのはいいけど、あんまり危ないことは……』 『だから、心配しすぎだってばフェイトちゃん』 『で、でも……』 『ヴィヴィオ、ヴィヴィオが決めたことならママ達は反対しないから、よく考えて決めなさい』 『な、なのはぁ〜……』 ……なんていう会話をママ達ともしたばっかりだし。 フェイトママはまぁ……いつもの調子だったけど。 心配も期待もしているとは思うけど、ママ達は私のことを真剣に考えてくれているし、私もそれに応えたいと思う。 やりたいことが多すぎて中々これと決めていくのは難しいんだけどね。 だけど…… 「……なのは」 「ん、なぁに、フェイトちゃん?」 「……」 「……?」 「や」 「や?」 「やっぱりだめだぁーっ! 例え嘘でもなのはを心配させるようなこと言えないよぉーっ!!」 「あー……よしよし……だから毎年無理にエイプリルフールやろうとしなくてもいいって言ってるのに……」 「なのはぁーっ! 愛してるよーっ!!」 …… とりあえず……そんな感じで今年のスタートも平和そうな高町家です。 ...Fin あとがき(言い訳)最近ヴィヴィオの日記書いてないなー、よし書こうー、あれーなんか学生Verになっちゃたい。 ……な感じで出来上がりました(ぇ) だめですね、最近思春期ヴィヴィオ萌えで。 着実にどっかのTOMさんやら西野さんやらの影響が色濃く出始めてます。 ほら、おっきくてもちっちゃくてもっ(殴) あ、とりあえずRは15歳前後の日記、って意味ですよー。 なんかこれもシリーズ化しそう……やべ、執筆が追いつかん(苦笑) とりあえずトライアングラー用のコピ本作ろ(笑) 2009/4/26著
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