フェイトちゃん奮闘記

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「・・・・バレンタイン?」
「そうよ、フェイトは当然なのはにチョコ、あげるんでしょ?」
「なのはちゃん、きっと喜ぶね」
「あの、えと・・・・」
 
 
 
 
闇の書事件の後、特に大した事件もなく、平穏な日々を過ごす私達。
そこへやってきた聞き慣れない言葉。
アリサもすずかも楽しそうだけど、私にはなんのことだかよく分からない。
でもなんだが、なのはが喜んでくれること、らしい・・・・
 
 
 
 
「何よフェイトったら、まさかあげないつもりなの?」
「いや、その・・・・」
 
 
 
 
アリサ、あげるあげない以前に、なんのことなのかすら分からないよ。
 
 
 
 
「フェイトちゃんもしかして・・・バレンタイン知らない?」
「・・・・うん」
 
 
 
 
助けを求めるようにすずかを見ると、すずかも気がついたらしい。
少しだけ驚いてから、納得がいったという顔で聞いてくれる。
私が素直に頷くと、隣りのアリサが目を丸くする。
 
 
 
 
「・・・・マジ?」
「・・・・うん」
 
 
 
 
なんとなく、知らないことが悪いことなんじゃないかって気がしてきて、段々下を向いてしまう。
 
 
 
 
「あ、いや、別に知らないことが悪いなんてことじゃないわよ!」
「うん、それにフェイトちゃん、こっちに来て初めてのバレンタインだもん、知らなくてもしょうがないよ」
 
 
 
 
慌てたようにアリサが言うと、すずかもフォローしてくれた。
ハロウィンやクリスマスとかもそうだったけど、こっちにはミッドチルダには無い行事が沢山ある。
知らなくても支障はないけれど・・・・どうせならちゃんと聞いて、私も一緒に楽しみたい。
ましてや、なのはが喜んでくれることなら尚更だ。
 
 
 
 
「ありがとうアリサ、すずか。その、よかったらバレンタインについて教えてもらえる?」
「もちろんいいわよ、あのねバレンタインって言うのはね・・・・」
「元々キリスト教の聖職者であったウァレンティヌスが殉教した日で・・・・」
「いや、ちょっとすずか、そういうマニアックな、というかバレンタインの成立ちについては説明しなくてもいいんじゃないかと・・・・」
「そう?いい機会だからその辺のことについても、知ってもらおうかと思ったんだけど?」
「一回に色々吹き込んだら、多分フェイトがパンクするわよ」
 
 
 
 
・・・・等々、なんだかアリサとすずかの会話が更によく分からない状態になっている。
原因は私だよね、多分。
 
 
 
 
「パンクはしないと思うけど、概要だけかい摘まんで教えてくれると嬉しい、かな」
「ん、分かった、フェイトちゃんがそう言うなら詳細はまた今度ね」
「う、うん・・・・」
 
 
 
 
今度事細かに説明してくれるらしい。
アリサが視界の端で、またすずかは・・・・、って溜め息をついているように見えるのは気のせいかな。
 
 
 
 
「まぁいいわ、とにかくねフェイト、バレンタインを頑張れば、絶対になのはが喜ぶから!」
「っ!?わ、分かった、頑張るよ」
 
 
 
 
ビシッと指を突き付けられて、反射的にコクコクと頷く。
まだ何をすればいいのか全然分からないけど、なのはが喜んでくれるなら、きっとなんだって出来ると思う。
 
 
 
 
「難しいことじゃないわよ。いい、バレンタインデーって言うのはね、チョコレートを贈る日なのよ」
「チョコレートを?」
「そうよ、それも自分の一番大切な人にね!」
「一番、大切な人・・・・」
「フェイトちゃんは、なのはちゃんだよね?」
「・・・・うん」
 
 
 
 
一番大切な人にチョコレートを贈る、それなら私はなのはに決まっている。
 
 
 
 
「で、それが本命チョコね」
「本命?」
「大切な人、ようするに恋人とか好きな人に贈るチョコはそう言うのよ」
「こ、恋人・・・・」
 
 
 
 
いや、その、私となのははお付き合いしているわけじゃ・・・・
でもでも、なのはのことは好きだし、なのはだったらいいかなぁ、なんて・・・・・
 
 
 
 
「おぉーいフェイトー?戻ってきなさ〜い?」
「大丈夫フェイトちゃん?」
「はぅっ!?ご、ごめん、大丈夫・・・・」
「えーっとそれでね、いつもお世話になってる人とか家族とか、まぁとりあえずあげとこうって言う人達の分が義理チョコね」
「あと友達同士で交換するのとかは、友チョコって言うんだっけ?」
「そうそう、まぁ大まかに分けるとその三種類かしらね」
「いっぱいあるんだね・・・・」
 
 
 
 
なのはの分はもちろんとして、私の場合それ以外にもリンディさんやクロノ、エイミィやアースラの皆みにもあげなくちゃ。
あ、もちろんアリサ達の分もだし・・・・どうしよう、凄くいっぱいだ。
しかも私はチョコレートの作り方すら分からない・・・・・
 
 
 
 
「アリサぁ〜・・・・」
「う、わ、分かったわよ!そんな顔しなくても教えてあげるわよ!言い出しっぺはあたしだし」
「私も手伝うよフェイトちゃん」
「・・・・うん、アリサ、すずか、ありがとう」
「まぁ、放っとくのも心配だしね」
 
 
 
 
色々考えたらちょっぴり泣きそうになっちゃって、思わずアリサに助けを求めてしまう。
アリサはしょうがないわね、って顔で、すずかは気にしなくていいよ、って顔で、それぞれ承諾してくれた。
なのはとは違うけど、二人とも優しくて、大好き。
 
 
 
 
「あ、でもなのはのチョコとかの仕上げは自分でやんなさいよ」
「う、うん、それにアリサ達に渡す分も自分で頑張るよ。アリサもすずかもはやても、皆私の大切な人だから」
「・・・・あんたねぇ」
「え、あれ、アリサ?」
「ふふふ、ありがとうフェイトちゃん。アリサちゃんは照れてるだけだから、気にしなくていいよ?」
「ちょっ、すずか!私別に照れてなんか・・・・」
「違うの?」
「うっ・・・・」
 
 
 
 
思ったことをそのまま二人に伝えると、すずかは笑ってくれたけどアリサはプイっとそっぽを向いてしまった。
何かまずかったかな?と思ったんだけど、よく見ると頬が赤くなっていて、すずかの言うとおり照れてるだけなんだって分かった。
 
 
 
 
「そっか、ありがとうアリサ」
「ばっ、なんであんたが言うのよ、お礼を言うとしたらあたしの方でしょうよ」
「そうかな?でも言いたかったから」
「くぅー、ひ、人が言えないことをよくもさらっと・・・たくっ、今日から特訓よフェイト!あたしの教えは厳しいんだからね!」
「よ、よろしくお願いします」
 
 
 
 
勢い込んで言うアリサに頭を下げる。
今日から一週間、アリサとすずかに教わりながら練習していくことになった。
バレンタインのチョコ作りはまったく未知の領域だけど、私頑張るよなのは。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
『フェイトちゃん、一緒に帰ろう?』
 
 
 
 
放課後、いつもようになのはが一緒に帰ろうと誘ってくれる。
私が特訓を始めてから三日目、昨日まで仕事だったなのはとは四日ぶりの再会だ。
出来ることなら私もその手をとりたいのだけど・・・・
 
 
 
 
『ごめんなのは、私はちょっとアリサの家に寄らなくちゃいけないから、先に帰ってて?』
『ん・・・そっか、分かった。じゃあまた明日ねフェイトちゃん』
『うんなのは、また明日・・・・』
 
 
 
 
少し寂しそうな顔をして、帰っていくなのは。
私も少し、いや、凄く寂しいけれど、それをぐっと我慢する。
バレンタインまで後少し、ちょっとでもいいものをなのはにプレゼントしたい。
だから・・・・
 
 
 
 
「フェイト!鍋焦げてる!」
「え、えぇぇっ!?」
 
 
 
 
アリサに言われて慌ててコンロの火を切った。
恐る恐る覗き見ると、鍋の底は見事なまでに焦げ付いていた。
 
 
 
 
「やっちゃった・・・・」
「やっちゃった、じゃないわよ。チョコを直火にかけた挙句ぼけっとしてたら、なるに決まってるでしょう」
「うぅ、ごめんなさい・・・・」
 
 
 
 
調理中もチラチラと横切る、なのはの寂しそうな顔。
さっき別れた瞬間から、ずっとこんな感じで上の空だ。
 
 
 
 
「たくっ、どうせなのはのことでも考えてたんでしょ。一緒に帰るの断っちゃった〜、とか」
「す、すごいねアリサ!どうして分かるの!?」
「あんたがなのはのことしか頭に無いからよ!」
 
 
 
 
さすがアリサ、お見通しだ。
素直に感心したら怒られたけど。
な、なのはのことしか、ってわけじゃないよ。ただちょっと、物事の中心がなのはなだけなんだよ?
 
 
 
 
「まぁいいわ、言い出しっぺはあたしだし、なのはの方も面倒みてあげるから、あんたはチョコ作りに専念しなさい、いいわね?」
「う、うん、分かった」
 
 
 
 
ほらさっさと鍋を洗う!と怒られてまたも慌てて流しへ向かう。
なのはのことはやっぱり気になるけど、今はアリサに任せて、私は私の出来ることを頑張ろう。
そう思い鍋を綺麗にすると、新しいチョコレートの準備をする。
作るのは溶かして固めるだけという単純なものだけど、なかなか綺麗に出来ない。
もっと頑張らなきゃ。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
あの後、家に帰るとなのはから電話があった。
早速アリサが、そして多分はやてあたりがフォローしてくれたのだろう。
私はなのはとバレンタインの約束をした。
渡したいものがあるから、今そのために頑張っているから、と。
なのはも渡したいものがあって、多分私と同じだから、頑張るよって言ってくれた。
なのははお家のお手伝いもしてるし、お菓子作りとかもきっと上手いんだろうな。
私はと言えばとりあえず綺麗に固めることが出来るようになり、味付けの工夫やデコレーションを教わったばかり。
実質作業時間は後3日、バレンタインには間に合うように頑張るから、待っててねなのは。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
「で、出来た・・・・」
 
 
 
 
バレンタインデーの朝、冷蔵庫を開けると、昨日仕込んだチョコが綺麗に固まっていてくれた。
それにホワイトチョコのペンで、デコレーションをした。
それからちょっと恥ずかしいけど、大好きななのはへ、って入れてみた。
 
 
 
 
「お、綺麗に出来たじゃないかフェイト」
「ふふ、ありがとうアルフ」
「フェイトの手作りだもん、なのはも絶対喜ぶよ」
「うん・・・・」
 
 
 
 
うまく出来たとは思うけど・・・・どうかな?
なのは、喜んでくれるといいなぁ・・・・
 
 
 
 
「ほらフェイト、早く包んで学校に行かないと遅れるよ?」
「あ、そうだった、アルフそっちのリボン取って」
「ん、これかい?」
「うん」
 
 
 
 
そっと箱にしまうと、取ってもらったリボンをかける。
もちろんこのラッピングの仕方も、アリサに教えてもらった。
後でちゃんとお礼をしないとね。
 
 
 
 
「よし、出来た。じゃあアルフ、行って来るね」
「行ってらっしゃいフェイト、頑張ってね」
「うん」
 
 
 
 
アルフに手を振って、あまりチョコを揺らさないように気をつけながら玄関を出た。
いつも見送ってくれるリンディさんがいないことを、ちょっと疑問に思いつつ。
 
 
 
 
「うぅ、娘(予定)の一大イベントだったのに・・・・」
「あー、ミッドにはバレンタインとか無かったんだししょうがないじゃん」
「私だってチョコ作りくらい教えられたわー・・・・」
「艦長、元気だしてください」
「ほっとけエイミィ、いつものこ・・・ふぐっ!?」
 
 
 
 
・・・・なんてことがあったらしいのを後でアルフから聞いた。
ごめんなさいリンディさん、来年はきっと一緒に作るから。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
「うわ・・・・」
「これは・・・・」
「なんていうか・・・・」
「皆凄い、ね・・・・」
 
 
 
 
学校に着いた私達を待ち構えていたのは、下駄箱から溢れ出しそうなチョコの山。
なのは達は分かるけど、なんで私まで・・・・
 
 
 
 
「だってフェイトちゃん、可愛くて格好いいもん」
「な、なのは・・・・」
「にゃは♪」
 
 
 
 
なのはの言葉に顔が熱くなる。
言ったなのはのほっぺたもちょっと赤い。
 
 
 
 
「あーもー、このバカップルは・・・・鬱陶しいからさっさどっか行きなさいよ」
「教室に行っちゃうと、きっと大変だからね」
「あ、うん、行こうなのは」
「うん、フェイトちゃん」
 
 
 
 
アリサとすずかに言われ、下駄箱から移動を始める。
私となのはが向かう先は屋上。
放課後とかでもよかったけど、ちょっと待ちきれそうになかったから。
 
 
 
 
「・・・・よかった、誰もいないね」
「うん、急がないとチャイムが鳴っちゃう時間だからね」
 
 
 
 
誰もいない屋上のベンチに二人で腰掛け、それぞれの鞄からチョコを取り出す。
最初はただ渡せればいいやと思っていだけど、なのはからももらえると分かって凄く嬉しい。
 
 
 
 
「じゃあこれ私のチョコ」
「ありがとうなのは、えと、それでこれが私のチョコ」
「ありがとうフェイトちゃん♪・・・えへへ、嬉しいなぁ♪フェイトちゃんからチョコをもらえるとは思ってなかったもん」
「うん、アリサとすずかが教えてくれたから・・・・」
 
 
 
 
なのはとしてはいきなりプレゼントして、私をびっくりさせるつもりだったらしい。
それはそれで楽しそうだけど、アリサ達の話を聞いて私もなのはにあげたいと思ったから、多分これでいいんだと思う。
 
 
 
 
「フェイトちゃん、開けてもいい?」
「もちろん、私も開けていいかな、なのは」
「うん、いいよ」
 
 
 
 
なのはは私のチョコを、私はなのはのチョコを、それぞれラッピングを解いて開封する。
なのはの持つ箱からはハート型のチョコが、私の持つ袋からはハート型のチョコクッキーが姿を現す。
 
 
 
 
「にゃは・・・・こ、これはちょっと照れちゃうかも・・・・・」
「あぅ、ご、ごめんねなのは・・・・」
「ううん、とっても嬉しいよ、ありがとうフェイトちゃん」
 
 
 
 
ホワイトチョコで書かれたメッセージを見て、顔を赤くするなのは。
私も凄く恥ずかしかったけど、なのはが喜んでくれて私も嬉しい。
 
 
 
 
「あむ・・・うん、それに凄く美味しいよ♪・・・・あ、でもなのはのは何にも書いてないの、ごめんね・・・・・」
「気にしないでなのは、私はなのはからもらえただけで凄く嬉しいから・・・・・」
「あ、でも、ハート型のはフェイトちゃんのだけだからね♪」
「う、うん、ありがとうなのは♪」
 
 
 
 
なんてやり取りをしながらクッキーを頬張る。
口の中に広がるチョコレートの風味と、サクサクのクッキーが絶妙のバランスだ。
甘さも私好みになっていて、なのはが私のことを想って作ってくれたことがよく分かって、それがまた嬉しい。
 
 
 
 
「あ、そうだフェイトちゃん、はい、あーん?」
「え、あーん・・・・」
 
 
 
 
何かひらめいたらしいなのはが、クッキーを一つ私に向かって差し出す。
メッセージを書いていなかった埋め合わせに、食べさせてくれるらしい。
ちょっと恥ずかしかったけど、私は口を開いてなのはのクッキーを受け入れる。
 
 
 
 
「はむ・・・・むぐむぐ・・・・美味しいよなのは♪」
「ありがとうフェイトちゃん♪じゃあもう一個、あーん?」
「あーん・・・・むぐむっ?」
 
 
 
 
チュッ。
 
 
 
 
「えへへ、フェイトちゃんだけに特別サービス、だよ♪」
「はぅ・・・・・」
 
 
 
 
私にクッキーを食べさせると、指の代わりに近寄ってきた唇。
何、と問う間もなく、一瞬だけ触れると離れてしまった。
口の中のチョコが遥かに甘くなった気がするが、それがちょっとだけ寂しい。
 
 
 
 
「な、なのは!」
「え、えと、フェイトちゃん、怒っちゃった・・・・・?」
「ううん、お、怒ってないから、その、えと・・・・・」
「フェイトちゃん?」
「も・・・もっと、して・・・・・」
「ふぇ・・・・うん、一杯しちゃうねフェイトちゃん♪」
 
 
 
 
だから、ちょっと、おねだりなんてしてみてしまった。
きょとんとした顔をしていたなのはは、次の瞬間にっこり笑って頷いてくれた。
それからなのはは、残りのクッキーが無くなるまで食べさせてくれて、その、キ、キスをしてくれた。
そして私が最後の一つを食べ終わると、待ちかねていたようにチャイムが鳴り響いた。
その音に私達が慌てて教室へ駆け込んだ・・・・のだが、教室内はなんか想像と違ってて。
 
 
 
 
「一時間目なら終わったわよ」
「え、えぇぇぇぇ!?」
 
 
 
 
ここに至って、ようやくさっきのチャイムは1時間目が終了した時のチャイムだったと判明した。
・・・・あれぇ?
 
 
 
 
「あんたたち何しに学校きてるのよ」
「仲良しさんなのはいいけど、サボりはだめだよ二人とも?」
「「ご、ごめんなさい・・・・」」
 
 
 
 
あまりの事態に、二人揃って素直に頭を下げる。
そんなに長い間、屋上でなのはと二人っきりだったんだ。
チャイムなんて、全然気がつかなかったよ。

・・・っていうか、本当に始業のチャイム、何時鳴ったんだろう・・・・・?

 
 
 
 

...Fin

 
 


あとがき(言い訳)

えー、バレンタインから半月過ぎました、ごきげんよう。
そろそろ賞味期限が危うくない?あらいやだ。でも大丈夫、喰って喰えないことはない(マテ)
まぁ期日どおりにUP出来ないのはいつものこと、って感じにご容赦を(笑)

いやねぇ、なんだかフェイトさんが全然終わってくれなくて、長くなっちゃったのよー。
もうチョコ一つでオタオタしてるフェイトちゃん可愛すぎて、更に書き続けそうになっちゃったり(笑)

でもね、なのはさんとフェイトさん、ラブラブの両思いだけど一応まだお付き合いはしてない設定で書き始めたはずなのに、
ねぇちょっと、何ちゅーしちゃってるんですかなのはさん。
分かりますよ?フェイトさんが可愛くてちゅーしちゃったんですよね、つうか執務官(見習い)も何おねだりしちゃってるんですか?
あんたらもういいからさっさと付き合ってしまえ!・・・とか思いながら後半仕上げたのは内緒です(笑)

あー、この後はどうしようかな?
なのはさん視点で書く予定だったんだけど、変更して先にストパニとネギま書こうかと。
ていうかなのはさん視点は封印で、同人誌行きかも?
ちょっと色々とまだ未定な部分がありますが、もちっと賞味期限が危うくなってきたバレンタインをお付き合いくださいませm(_ _*)m

2008/2/29著


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