無題−[独白] 頑張らなきゃ、頑張らなきゃ、頑張らなきゃ。 それだけで前に進んできた。 仕事もプライベートも前に進もうともがいてきた。 色んなものが空回りしている気がしても、ちっとも前に進んでいる気がしなくても。 私が私であるために。 痛くて辛くてたまらなくても。 一度躓いたあの時から。 二度目だって大丈夫だと言い聞かせて。 なんでもないよって顔をして。 平気だよって顔をして。 泣いているのは嫌いだから。 誰かに心配をかけるのも嫌な思いをさせるのも嫌だから。 出来るなら笑っていたい。 面白いことを言って、書いて、私の何かで誰かが笑顔になってくれたらもっと嬉しい。 色んな想いを形にしてそれが誰かに届くのが何より嬉しい。 私が感じてきたたくさんのことは無駄じゃないって思ってる。 無駄にしたくないって思ってる。 嬉しいのも楽しいのも。 痛いのも辛いのも苦しいのも。 全部が私を形作っていて綺麗じゃなくても切り離すことなんかできなくて。 きっとどれもこれも切り離しちゃいけない大切なもので。 そうやって届けたものが誰かの心で、一時的にせよ何かになってくれるのが嬉しい。 だって私自身がそうやって皆にたくさんのものをもらっているから。 弱いだけの自分でいたくない。 もがいてもがいて何度だって立ち上がって進みたい。 どれだけのことができるのかは分からないけど。 『生きて』いたいと、私の心と魂はここにあると叫んでいきたい。 書くことが好きです。 働くことが好きです。 めんどくさい悪友兼親友と絡むのも好きです。 友達としょーもないことで笑ったり遊んだり励ましたり励まされたり。 頑張るぞーっていうのだって割と結構好きなんです。 好きなこと嬉しいことたくさんあります。 いつだって、前へ進む私でいたい。 歩いて走ってたまに後ろ向いたり戻っても。 じたばたしても空を飛ぶことなんてできないけど、 「翔け」てはいけるんじゃないか心くらいはなんてことを思ってみたり。 …でもだけど、残念ながら明るい気持ちばかりで出来ている私じゃないから。 うずくまって涙がにじんで。 ぐしぐしとそれをぬぐっても痛くて辛くてすぐに立ち上がることはできなくて。 悔しいなぁと思うのに自分の弱さがどうにもならない。 それでいいと全肯定は悔しいから絶対しない。 ……しないけど、心と体がどうもならない時もあることくらいは知っているから。 泣いてうぐぐと唇を噛んで、落ち着いたら眠りについて。 心と体を必要な量まで休めたら、ちゃんとまた歩けるって信じてるから。 温かいものを届けてくれる人たちがいるのはこんなに幸せなことなんだと何度だって思いながら。 どのくらいかは自分でもよくわからないけど。 ちょっとだけ少しだけ? 頑張らない私でいさせてください。 …でもでもちゃんと立ち上がってみせますよ? 突っ伏したままなんてやっぱり悔しいじゃないですか。 見てろよこんちくしょーって世界の何に叫んでるのかはよくわかんないけど。 君は足りてる?そっちの君は?向こうの貴方は? 皆でごろ寝も悪くないかもしれないよ? なんてね。 ニヤッと笑って負けるもんかぁーと駆けだすその日まで。 幾ばくかの休息を。
2014/6/27著
吐き出したくなる症候群。 カッコ悪ぅー、美しくなぁーい、そんなことを思いつつ。 でも多分大切なことだから。 めんどくさいやつだって自分でも思うんだけどね。 それでもまだまだ、紡ぐことを翔けることを当分諦めてなんかやるもんか。 って、世界だかなんだかに叫びながらぐったりしようと思うのです。 疎かにしちゃいけないことだから。 きっとたぶんね。
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